歯周病
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歯周病とは歯垢の中の歯周病菌が歯肉に炎症を起こし、歯肉・歯槽骨などの歯周組織を徐々に破壊していく病気です。
歯周病は自覚症状が乏しいために見逃されがちです。歯周病を早期に発見し・出きるだけ早期に治療する事が、歯周病治療の効果を高め・歯を温存する可能性を高めます。痛みや歯の揺れの症状がなくとも、歯周検査を定期的に受けていただくことが歯周病の進行防止に大変重要です。
一本の歯を大切にすることが歯周病の進行を抑制します。歯を失うとそこに人工的に補うために義歯やブリッジ、インプラント、移植歯を用いる必要があります。義歯は歯を失った部分の周囲の歯に支えとして力を負担させるものです。ブリッジも同様に両隣りの歯に力の負担が増えます。力の負担が増加すれば歯周病の進行も早くなります。補わない場合にも歯並びが徐々に変化し歯と歯の間に隙間ができ、かみ合わせが変化し、う蝕や歯周病のリスクが高まります。将棋倒しのように歯を失わないようにチェックを受けていただくことが必要です。
歯周病は一度かかるともと通りの形に治癒することが難しく慢性的な病気です。健康な状態を維持するために、毎日の歯みがきの見直し、検診、クリーニングを行い、徹底した予防・メンテナンスを行います。