予防歯科・歯を削らない、痛くない治療 さくま歯科医院 千葉船橋 下総中山の歯医者|下総中山駅徒歩2分

睡眠時無呼吸における診断・治療について

11月24日  筑波にて開催された学会に参加しました。睡眠時無呼吸における診断・治療について体系的に講演されていました。
本治療ではマスクから鼻へ圧力を加えた空気を送りこみ、ある一定の陽圧が気道にかかった状態を保つ治療やマウスピース、手術が一般的です。歯科ではマウスピースによる治療のアプローチが可能です。マウスピースを上下つくり、ずらして下顎を前に出してくっつけます。これで強制的に舌根が沈下状態にして気道を確保して無呼吸やいびきを改善させます。どの程度下顎を移動させると各患者さんにとってよいのかは、患者さんの使用感だけで判断したりしがちです。マウスピースは作りっぱなしではなく、その後の詳細な再評価が必須であり、効果的な睡眠時無呼吸の治療を受けるために重要であると実感しました。

最近居眠り運転による事故が報道で目立つようになりました。心筋梗塞や居眠りよる大事故等につながらないように健康には気を付けなくてはと思います。皆様は一緒に寝ているご家族が大きないびきや、呼吸が止まっているような状態を聞いたことがありませんか?
スタッフまでご相談下さい。

睡眠時無呼吸治療のマウスピース