予防歯科・歯を削らない、痛くない治療 さくま歯科医院 千葉船橋 下総中山の歯医者|下総中山駅徒歩2分

小児歯科

Subtitle

「いずれはえかわるから……」

「歯磨きさせていれば虫歯にならないでしょ?」

「むし歯は削って治してしまえばもうむし歯はならないと思うのですが、、、、」

乳歯のむし歯はそんなふうに思ってしまいがち。でも、たとえはえかわる乳歯であってもむし歯を放置しておくと、口の中のむし歯菌が増え、まだはえていない永久歯にも影響を及ぼします。その結果、食べ物を効率よく噛めなくなったり、さらには大人の歯のはえるスペースを確保できなくなり、永久歯の歯並びに悪影響を与えてしまったりします。

歯磨きをさせていても摂取回数が多ければ、食べ物の内容が砂糖を含むものを頻繁であれば、むし歯になりやすくなります。歯と歯の間や歯茎に近いところは歯ブラシで届かない場所があります。また、歯のかみ合わせの面の溝の中は歯ブラシの毛先より細く奥行きがあり、物理的に歯ブラシが当てられないので、食生活指導や予防処置を受ける等処置がないと虫歯になりやすくなります。

けずったところはお手入れしにくい場所でむし歯のリスクがあるところでもあり、治療後も気を付けないと再度むし歯になることがあります。

定期検診

そうならないために大切なのが定期健診です。一般的に生後6か月くらいから乳歯がはえ始めて、16歳頃大人の歯並びが完成します。その間、お口の状態は常に変化し、むし歯のできかたや汚れかたも成長とともに変化します。

定期的な検診はとても大切です。当院では歯科医師や歯科衛生士による定期検診をおこない、むし歯の有無はもちろん、お口の清掃状況や日常の歯磨きの確認などをチェックします。さらに、不正咬合を誘発する因子がないかなどの歯並びに関するチェックもおこないます。

さらに、ひとりひとりに合った食生活指導、歯磨き指導もおこない、必要に応じてフッ素塗布などの予防処置も行います。

定期的に歯科医院に通うのは大変と思われるかもしれませんが、むし歯は大きくなるほど処置がむずかしくなり、お子様にかかる負担も大きくなっていきます。お子様に負担なく治療をするためにも、定期検診による早期発見はとても大事です。定期的に歯科医院に足を運ぶことで、お子様の治療への恐怖心の軽減にもつながります。

むし歯予防の処置

むし歯の予防処置には、むし歯の進行止めの薬や、むし歯になりやすい歯の溝の部分を埋めるシーラント、フッ化物応用などがあります。はえたての乳歯はむし歯になりやすく、こうしたむし歯の予防処置はても有効です。

フッ化物の応用

フッ化物は市販の歯磨剤の8~9割に含まれていると言われます。成分表示に下記いずれかが含まれているものを選びましょう。
・フッ化ナトリウム(NaF)
・モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)
・フッ化第一スズ(SnF2)

フッ化物の効果

1、歯を強くする

歯の表面からフッ素が取り込まれると、酸に溶けにくい安定した結晶(フルオロアパタイト)が作られます。

2、再石灰化を促進する

歯の表面ではカルシウムイオンやリン酸イオンが唾液中に溶けだす「脱灰」と、唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンが歯に沈着する「再石灰化」が同時に生じています。府ss化物は唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンとともに歯に沈着して脱灰部分の再石灰化を促進します。

3、むし歯菌の働きを抑制する

むし歯の原因になる細菌が産生する酵素(エノラーゼ)の活性を阻害して、細菌が酸を作りにくい環境にします。

フッ化物の種類

歯磨き剤

使用対象

歯がはえはじめたら

フッ化物イオン濃度

100ppm~1500ppm

6歳未満500ppm以下

吐き出しが自分でできない低年齢 100~500ppmの歯磨き剤をお勧め

6歳以上1000ppm

フッ化物塗布

使用対象

歯がはえはじめたら

フッ化物イオン濃度

9000ppm

半年ごとに歯科医院で塗布します

フッ化物洗口

使用対象

自分でうがい、吐き出しができるころ(4歳以上)

歯列矯正装置使用中、むし歯ができやすい成人

フッ化物イオン濃度

250 450 900ppm

使用回数は毎日法 週1回法等がある

歯根が露出した成人は根面う蝕が生じやすくなるので、成人でも使用が有効と考えられています。

キシリトール

キシリトールは白樺などの木の原料から作られる糖アルコールの天然の代用甘味料です。キシリトールは厚生省により許可されている安全な食品添加物です。

キシリトールの効果は、以下の通りです。

1、むし歯の原因となる酸を作らない

2、無益回路を形成し細菌がぜい弱になり細菌が減る
(細菌がキシリトールを取り込むと消化できず、排出されます。これを繰り返すことで細菌が弱くなります。)

3、再石灰化を助ける
(甘さで唾液が出る、カルシウムとキシリトールが複合体を作り再石化しやすい環境にする)

キシリトールはご家庭でガムやタブレットを用意いただくと良いと思います。
濃度は100%キシリトールをすすめます。最低でも濃度50%以上が齲蝕予防に効果的です。
キシリトールの濃度は成分表示から(キシリトールの重さ/糖質の重さで×100(%))で求めます。

シーラント

むし歯の原因となる歯の細く深い溝を歯科用レジン(プラスチック)で埋めて、その部分のむし歯の予防をします。 奥歯など歯ブラシが届きにくい場所に有効です。

しかし、予防処置は絶対ではありません。一度処置をしたからといってずっとむし歯にならないというものではなく、むし歯になるリスクを減らすものと考えていただきたいと思います。むし歯予防にはやはりふだんのお手入れが大事。毎日歯をしっかり磨いて、定期検診を行うことが必要です。

お子様の治療への不安をなくすために

大人でも歯医者に行くのは苦痛です。小さいお子さんならなおさらです。まずはお子様の歯医者への恐怖心をなくすことが治療の第一歩です。そこで当院では、お子様が少しでも歯科医院に恐怖心を持たないように努力しております。

治療では、お子様とコミュニケーションをとりながら、まず歯科医院や担当医に慣れていただき、必要ならば保護者のかたにそばにいていただきながら、少しでもお子様の不安を取り除くように治療していきます。

歯みがき指導

乳歯は、永久歯に比べてやわらかく、むし歯になりやすいものです。また、乳歯も永久歯もはえてきたばかりの歯は、むし歯になりやすく、進行もとても早くなります。

ですから、歯科医院での定期検診などと同時に保護者のサポートがも大変重要です。当院では、大切なお子様の歯がむし歯にならないように、適切な食生活アドバイスやブラッシング指導をおこない、ご家族のかたと一緒にむし歯予防をしていきたいと考えております。

親子のふれあいの場として楽しい雰囲気で行われるべき歯みがきが、嫌がる子どもを無理にみがくなど、親子のストレスとなっていることがあります。家族の協力のもとで楽しい雰囲気をつくり、楽しくて気持ちのよい歯みがきが身につくように、あわてず、あせらず、ガーゼみがきなどから始め、徐々に歯ブラシに慣れさせるようにしましょう。

歯ブラシ選びの基準

子どもの歯ブラシは次のような条件に基づいて選びましょう。

1.、口の中で操作がしやすいよう、小型のもの

幼児期には親が歯みがきをすることが多いので、親がみがきやすい歯ブラシを選ぶのが基本です。一般に植毛部は15~17mmで、毛足は短めのものが適切です。

学童期になれば歯みがきを自分でできるようになるので、子どもが使いやすい歯ブラシにしましょう。植毛部は口の大きさに比例して大きくしていきますが、学童ではおよそ18~20 mmで、毛足は8~10 mm 程度のものが使いやすいです。親の点検みがきも忘れずに。点検仕上げ磨きは小学生中学年までは保護者が行っていただくことをおすすめします。

2、毛は柔らかめのものを

幼児期には歯ブラシを噛む習慣がつくお子さんがいます。その間だけは歯ブラシの交換を少しこまめにしましょう。 歯ブラシの柄(把持部)はさまざまな形のものが市販されていますが、ストレートで握りやすいものがおすすめです。

歯みがきペーストの注意

最近の歯みがきには、さまざまな研磨剤や発泡剤、清涼剤などが含まれています。しかし、これらは乳歯には強すぎるものもあるので、子ども用を使用し、成人用と使い分けましょう。

乳幼児のお口のケアと指導

乳幼児のお口の環境は、月齢によって大きく異なります。それは新たに歯がはえてきたり、母乳やミルクから離乳食などへと移行したり……と、変化するからです。

当院では、お子様のお口の状況に応じて、歯みがきのしかた、適切な飲食の習慣、哺乳瓶の使用やおしゃぶりに関する指導などをおこなっています。さらに、口腔内の清掃やフッ素塗布、またお口の中がむし歯になりやすい環境になっていないかの定期的な検査などもおこないます。なるべく早い時期からお口の環境を整えることは、後々の口腔内の状態をよくするのに非常に有効です。また、乳幼児の頃から歯科医院に通うことで、その後の歯の治療への恐怖心も軽減されます。お子様やその保護者の生活習慣にあったケアの方法をみつけ、保護者と歯科医師の二人三脚でお子様のお口のケアができればと考えています。