予防歯科・歯を削らない、痛くない治療 さくま歯科医院 千葉船橋 下総中山の歯医者|下総中山駅徒歩2分

入れ歯(義歯)

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入れ歯(義歯)

一度失ってしまった歯は、残念ながら戻ってきません。失った歯を補う治療のひとつが義歯(入れ歯)です。義歯は歯を食べるための道具というだけでなく、口腔の機能(構音・審美・嚥下など)の回復や、かみ合わせをさらに悪化させないようにするなど、とても大切な役割を果たします。

義歯の作製には、口腔内の前処置・歯型の採得(1~3回)・かみ合わせの採得・試適(歯並びの確認)・義歯完成(お渡し)・そして義歯調整というステップがあります。義歯の設計は多様でありますので、当院では患者さんに合った最善の治療を提供できるよう、ていねいな説明に努めています。

「義歯の種類」:「入れ歯」には、総入れ歯、部分入れ歯があり、そして保険が適用されるもの、されないもの、さらにそのなかでもさまざまな種類があります。

保険適用の義歯

「レジン床義歯」:義歯床がレジンと呼ばれる合成樹脂(プラスチック)でできています。ばねの形や材料は少ない選択肢の形態から選択するよう決められており、設計に制限が出てきます。厚みがある、見た目が気になるなど、不便な点はありますが、保険外の義歯に比べ治療費は安価です。

メリット
・保険が適用されるため安価
・加工や調整、修理がしやすい

デメリット
・においや汚れが吸着しやすい
・変色や磨り減りが起こりやすい。
・割れることがある。
・装着時に違和感があることが多い。
・食べ物の温度がわかりづらくなる。

保険適応外の義歯

「金属床義歯」:保険適応のレジン床義歯に比べて内側を薄くすることができるので、装着時の違和感が少なく、保険適用のレジン(プラスチック)床の義歯に比べて口の中はより広がったような感じがして発音がより明瞭になります。熱伝導率はプラスチックより高いので熱いものは熱く、冷たいものは冷たく感じます。部分入れ歯の場合はバネの形態の選択肢が増えるため、ご自分の歯に優しい設計ができます。

メリット
・装着時の違和感が少ない
・食べ物の温度が伝わりやすい
・割れにくく変形もしにくい

デメリット
・保険が適用されないので高価
・破損したときの修理がむずかしい
・金属の種類によっては金属アレルギーを起こす場合がまれにある

「ノンクラスプ義歯」:金属のクラスプの代わりに、歯茎に似たピンク色をした特殊なプラスチック製の留め具を使った部分入れ歯です。歯茎の色に近い材質で歯を囲む設計になっています。クラスプが目立ちにくく、見た目がよいのが大きな特長です。クラスプを前歯にかけないと維持安定が図れない欠損症例に用います。

ただ、保険が適用されないので高価です。残っている歯の状態によっては使用できないケースも。素材自体の寿命があまり長くなく、使用する素材によっては修理が困難な場合もあります。

メリット
・クラスプが他人から目立ちにくい
・丈夫で柔軟性がある。
・土台となる歯を削る必要がない

デメリット
・保険が適用されないので高価である
・残っている歯の状態によっては使用できない場合がある
・樹脂部分の修理が困難なことが多い。

「マグネット義歯」:自分の歯を根だけ残し、表層に磁性材料(キーパー)を取り付け、これに合わせて義歯を作製します。完成後、磁性材料と対応する部分(義歯の内面)に磁石構造体を取り付け、吸着力だけでなく磁力による維持安定を図ります。マグネット義歯は、クラスプを使わないので見た目がよく、しっかり固定されるので安定感があります。噛みごたえがよく、取りはずしも簡単です。マグネットを金属床義歯に組み合わせることもできます。

しかし、保険は適用されず高価です。歯周病などでぐらつきのある歯根では利用できません。磁気アレルギーがある人には不向きです。

メリット
・クラスプ(支えとなるバネ部分)を使わないので入れ歯が目立たない
・安定感がある
・噛みごたえがよく、取りはずしも簡単
・歯周病でクラスプをひっかけにくい歯についても、歯の状態が悪くなければマグネットを使用できる。

デメリット
・保険が適用されないので高価
・大きくぐらつきのある歯根では利用できない
・磁気アレルギーがある人には不向き
・歯を加工して磁性材料を装着しなくてはならない。

「インプラントオーバーデンチャー」:インプラントを顎骨に埋入し、その支えにより上にのる義歯をインプラントで維持安定させる方法です。顎骨が減少し、義歯が吸着しづらい場合でもこの方法ができると動きがほとんどない義歯が作れます。また、欠損本数が多く、インプラントがその本数まで入れられない場合にもよく用いられます。

しかし、インプラントを埋め入れる外科手術が必要となるため、費用と身体への負担が増えるというデメリットがあります。

メリット
・義歯が吸着しづらい場合でも動きがほとんどない義歯が作れる
・欠損本数が多く、インプラントがその本数まで入れられない場合でもOK

デメリット
・保険が適用されないので高価
・外科手術が必要となるため、身体への負担が増える

入れ歯を選ぶときは医師としっかり相談を

入れ歯を作る場合、保険が適用されるかどうかによって、種類や費用が大きく変わります。入れ歯を選ぶ際は、まずは歯科医師に自分の口の中の状態をよく診てもらい、どのような入れ歯がよいかなどをよく相談しながら決めていくことが大切です。

また、入れ歯を装着してからも入れ歯が合わなかったり、痛みを感じたりするなどの不都合があったら、歯科医師に相談することも大事。定期的なメンテナンスや検診を心がけましょう。

長く入れ歯を使っていくうえで毎日の入れ歯のお手入れもポイントです。研磨剤などが入った一般的な歯磨き粉は入れ歯を傷つけることがあるため、入れ歯専用のものを使うなど、入れ歯に合った手入れ方法をしっかりとマスターしましょう。

「差し歯」:差し歯について 天然の歯根に土台を取り付けてさらにその上に歯の形をした修復物を取り付ける方法です。土台はとても重要で、その選択が歯の寿命に大きくかかわることもございます。メタルやスクリューで作る場合は咬む力によるダメージが大きく、歯根が割れてしまうことがよくあります。これは、木材(歯根)釘(メタルポスト)を毎日打ち付ける(噛む)ことを長期間行えば、木材が割れやすくなる現象と似ています。一方、グラスファイバーで作る場合は天然歯の固さ・弾性に近いので、歯根にできるだけ亀裂を作らないよう保護するうえではグラスファイバーでできたポストがおすすめです。当院では歯を長持ちさせるため、メタルの土台は特殊なマグネット義歯以外にはほとんど用いず、ファイバーポスト、レジンコアなどを使用しております。

その上に被せる材料は多岐にわたるため別添に記載いたします。